にゃーちゃんズ、新メンバー参入!?(前半)
玉千代氏が立ち上げた野球チームに動きがあったようだ!なんと待望の新メンバー候補が現れた!
今回は、にゃーちゃんズの新たなチームメイト候補の入団テストの模様を追った!
新メンバー候補「しゅんぺいた」選手
これが新しくにゃーちゃんズに入る可能性のあるしゅんぺいた選手だ。
見た目からも伝わってくる野性味あふれた快足が魅力の推定3歳オスにゃーちゃんだ。想定されるポジションはセンター、その俊足を生かした広大な守備範囲に期待が持てる。
スカウトしたのはうんろ特派員!?
ここで、しゅんぺいた選手がにゃーちゃんズの入団テストを受けることになった経緯を説明しよう。
まず、しゅんぺいた選手を見出したのは、なんとぬうん通信きっての取材力を誇るうんろ特派員であった。そもそも、我々ぬうん通信はにゃーちゃんズのオフィシャルスポンサーになっており、資金や用具の提供を行うほか、スカウトなどのチーム運営にも参画している。
そこで、腕きき記者であるうんろ特派員がスカウトとして、将来のスター選手の発掘に努めている。今回、しゅんぺいた選手を発見できたのも、その類まれなる洞察力の賜物だというわけだ。
しゅんぺいた選手の出身は?
うんろ特派員がしゅんぺいた選手と出会ったのは森下の公園だった。うんろ特派員が平日の朝、仕事もせずにベンチでパムをはみながらぼーっとしていたところ、就学前の幼児を連れた母親たちの横をすさまじい速さでささーっと通り過ぎた影に気づいた。
すぐに持っていたパムを大きな口に放り込んでその影を追うと、なんとそこには野生的な風貌のしゅんぺいた選手がいたのだった。
魅力はその足の速さ!
うんロ特派員はしゅんぺいた選手を見てすぐにその足の速さに驚いた。そして、にゃーちゃんズの外野を守る中心になって欲しいと考えた。次の瞬間には、
「にゃーちゃんズ入る?」
と、あいさつも抜きにスカウト活動をしていた。
キャプテンによる入団審査
しゅんぺいた選手を一目見てその潜在能力の高さに気づいたうんろ特派員は、すぐさまキャンプテンである玉千代氏に報告した。すると、燃える男たましーは「すぐにでも会いたい。話を進めといてくれ。」と答え、その日の内に入団審査をする運びとなった。
身体能力
身体能力を測る基礎テストの中でも、ベース走はかなりの速さで、キャプテン自身も大きくうなずいた。
守備能力
にゃーちゃんズは現在、外野の要であるセンターに不安を抱えている。しゅんぺいた選手が俊足を生かした広い守備範囲で安定した守りをすることができれば、その不安は一気に解決することとなる。キャプテンたましーの頭の中にもそんなイメージがあることだろう。
しゅんぺいた選手の守備テストでは、キャプテンの構想をなぞるかのように、その足の速さを存分に発揮した。あっという間に打球の落下地点まで走ってはしっかりとした捕球体勢で安定したキャッチングを行っていた。
打撃能力
最後の審査として打撃テストが行われた。にゃーちゃんズが誇る変則左腕ミケランジェロとの一打席の真剣勝負だ。しゅんぺいた選手は、打ち気マンマンの表情で左打席に入っていった。
<しゅんぺいた(左打) VS ミケランジェロ(左投) 全球ハイライト >
<1球目>
アウトコースやや低めの強いストレートを強振→空振り。
<2球目>
初球と同じコースから逃げるように曲がるスライダーに再び強振→空振り。
<3球目>
インコース膝の高さから体の方へ曲がりながら落ちるスクリューボールに慌てて足を引きながら避けるしゅんぺいた。
<4球目>
3球目と同じようなボールを今度はやや落ち着きながら避ける。
<5球目>
アウトコース高めのストレートにバットを出す→ショートフライでアウト。
ミケランジェロの老獪なピッチングに翻弄される形で勝負は決した。
この打席を見ていたキャプテンたましーはやや不満そうな顔をしたものの、すぐに納得した表情を浮かべた。
これで入団は決定と思いきや・・・?
納得の様子の玉千代氏を見て、並んでテストを見守っていたうんろ特派員は「では、これで入団ですかね!」と声をかけた。
打撃テストこそミケランジェロの前に敗れたが、身体能力と守備能力の高さには目を見張るものがある。キャプテンとて感想は同じだろう、とうんろ特派員は思ったのだ。
しかし、返ってきた答えは意外なものだった・・・。
つづく・・・
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ぬうん通信vol.132