特集!とあるうんたちのおうち時間(前半)
今年の夏も猛烈に暑かった。ねっちゅしょになったうんも多いことだろう。もともと暑さに弱いうんたちは、この夏をなるべく家で過ごすことが多かったようだ。では、実際にうんたちはどういうおうち時間を過ごしているのだろうか。
今回は全2回の前半として、「ゲームにハマるうんたち」を取材したぞ!
今、あのゲームが熱い!
巷では話題の最新ゲームが目白押しである。子供から大人まで楽しめるスプラトゥーンの新作が発売目前だ。また、「死にゲー」の王者フロムソフトウェアからは『ELDEN RING』が発売され、そのあまりの難易度の高さが話題となり、難しすぎることをネタにしたパロディアニメが放送されるほどだ。
さて、そんな時代にうんたちがハマりにハマっているのが『Dr.マリオ』(1990発売)だ。いわゆる落ち物系パズルゲームの名作のひとつだが、フルグラフィック+多人数参加のハイスペックゲーム全盛の時代においてうんたちが夢中になってるのがこの30年以上前のゲームなのだ。
ぬうん通信では、うんたちがなぜこのゲームにハマっているのかを探るため、実際にうんたちが遊んでいるところを取材した。
失敗してキャッキャ
ご存知のうんも多いと思うが、とにかくこの『Dr.マリオ』というゲームは、ちょっとでも油断しようもんなら、あっと言う間にミスがミスを呼んで詰んでしまう。
取材したうんたちもミスをしたり、しそうになったりするたびに「キャー!」とか「ヒャッ!」とか「クソが!」とか言ったり、舌打ちをたりなめられたりしながら、キャッキャしていたのが印象的だった。
音楽にキャッキャ
また、うんたちはゲーム中の音楽でもキャッキャしていた。うんたちのお気に入りは、2つ用意されている中の『CHILL』という方の曲らしかった。少し音程をずらしたケミカルなテイスト漂うゲームミュージックだ。
うんたちはゲームに集中しながらも、「玉の友達の玉です」とか、「ポンペンピンッ!」などととち狂ったことを口ずさみながらキャッキャしていた。
再チャレンジのお願いでキャッキャ
最後に、今回取材したうんたちが最も楽しんでいたのが、勝敗がついたあとに負けた方が勝った方に再チャレンジをお願いするくだりだ。
勝負に負けたうんは悔しさと興奮を隠しきれないといった様子で、「もいちどおにぇがいしやっしゃー!」と叫んではすぐに次ゲームがスタートしていた。
二人のうんたちの実力は伯仲しているようで、どちらのうんもそんな様子で狂気の一面をのぞかせていた。そんなさなか、記者が異常に気づいたのは、右側に座ったうんが何度目かのお願いをしていた時だ。
右側のうんは、3ラウンド先取のうちの1ラウンド目、2ラウンド目を取られた時には、負けん気を全面に出した険しい表情で左側のうんの顔を睨みつけるのだが、3ラウンド目を取られて再チャレンジのお願いをする時には、左側のうんのひざ小僧に向けてお願いをしていたのだ。取材をしている間、何度も何度もそれは繰り返されていた。
結局、右側のうんがなぜひざ小僧にお願いをしていたのかは最後までわからずじまいだったが、うんたちのやることにひとつひとつ理由を付けていったら身が持たないので放っておくこととしよう。
最後に・・・Switch詐欺に注意!
うんたちはこういう具合に『Dr.マリオ』を楽しんでいるようだ。いかにもうんたちらしい遊びである。
最後に、この日うんたちが使っていた「Switch」であるが、記者が何気なく「このSwitchはどうやって手に入れたんですか?」と聞くと、うんたちはさっと顔色を変えて、
「いやー、あのー、使わないって人がいたんですよねー、ほら、家も人が住まないとあっという間にボロボロになっちゃうでしょー?それと同じで、機械も使わないとすぐ壊れちゃうから管理しましょうかーってことになったというか、そんな感じですかねー」
「あ、本当の持ち主さんから借りてるってことですかね?」
「あーまあ、そういう形になるのかなー、どうなんだろうなー、ま、とにかくこのSwitchの保守・点検・管理を担当しているのが私ですねー」
最近、この手の理由でSwitchを詐取するうんが多いと聞く。今回は取材の目的が違ったので追及はできなかったが、読者のうんたちも大いに気をつけて欲しい。