ぬうん通信

ぬうん通信 vol.141 (2024.8.27.Tue)

玉千代氏、偽キャラ疑惑を追え!(前編)

以前のあくどいキャラクターが一新され、今やすっかり大人気の玉千代氏であるが、新たな疑惑が生まれてしまった。

それが「偽キャラ疑惑」である。

今回から3号ぶちぬきで、玉千代氏を追い続けてきたぬうん通信が総力をあげてこの疑惑に迫っていく!

なお、ここのところ玉千代氏の企画が続いているが、玉千代氏の人気を考えればそれもいたしかたない。むしろ、編集部としては「玉出しとけば部数売れるんだ!」のキャッチフレーズを包み隠さずに全面に押し出していく所存である。

玉千代氏のキャラクターとは・・・

大地主、名士、チームのキャプテン、そして前科者、玉千代氏には様々な顔があるのはご承知のとおりだ。しかし、本当の玉千代氏とはいったいどういうにゃーちゃんなのだろうか。

昔から玉千代氏を知るうんの中には、どうしても以前のイメージが抜けず、最近の玉千代氏の変貌ぶりを信じられないうんもいるようだ。

たしかに、現在の温厚なキャラクターが作られたものだとしたら、こんなに残念なことはない。

そこで、玉千代氏の本当のキャラクターに迫るべく、我々はこれまでの氏への取材を通じて垣間見たセリフをつぶさに吟味していくことにした。

では、実際の審査の様子をそのままご覧いただくことにしよう。

「玉千代氏セリフ審査会」発足!

どうも、編集部のうんさっす。今回はうんろ特派員を交えて、玉千代氏のセリフを吟味して、作られた偽キャラなのかを審査していく企画っす。

よろしくお願いします。

今回扱うセリフがけっこう多かったので、あらかじめうんろ特派員に仕分けをしてもらいました。それではお願いします。

はい。まずは、玉千代氏のプライドが垣間見えるセリフをピックアップしました。

キャラA <プライド>

キャラA <プライド>

A-1「オレみたいなネコちゃんもいるんだぞ!」

A-2「にゃーただぞ!オレは!」

A-3「オレは誇り高きにゃーちゃんだぞ!」

A-4「前伸びー!後ろ伸びー!同時伸びだってできるんだぞ!」

ああ、よく聞くやつばっかっすねぇ。

これは私が氏を追いかけ始めた当初から言っていたセリフで、現在でもたまに口走っていますね。
写真の真剣な目つきを見てもわかるとおり、これが偽キャラだとは到底思えませんね。

「にゃーただぞ!オレは!」

さすがの迫力っすね。かっこいいっす。
では、この<プライド>キャラは本物と見ていいっすね。

間違いないでしょう。

キャラB <感心>

キャラB <感心>

B-1「オレみたいなネコちゃんもいるんだなぁ」

B-2「あのシステム考えたやつすごいよなぁ」

B-3「おまえ、けっこう飲むよなぁ」

この<感心>グループは割とつい最近になって見られるようになったキャラクターですね。B-3については以前から言ってますが、これはまた後のグループで説明します。

B-2にある「あのシステム」というのは、4種類あるパウチのエサをあらかじめ順番に並べかえておき、手前から取っていけば自動的に日替わりになるというシステムのことっすね。

その通りです。ここで注目したいのは、あの画期的なシステム自体に感心しているのではなく、「考えたやつすごいよなぁ」と言っているところです。
ここに氏の「人を大切にしたい」「人材ではない、人財である」という信念を読み取ることができます。

ん?人財・・・?
えーと、玉千代氏ってそんな笑顔が嘘くさい人事コンサルが言う使い古された考えを信念にしてるんすか?

使い古されているということはそれだけ支持されているということでしょう。
古い新しいに関わらず良いものは取り入れる、氏の自然なキャラクターがなせる業と言えるでしょうね。

うーん、そうっすか。ちっと納得いかない読者もいるかもしれませんが、うんろ特派員が言うならそういうことなのでしょう。

キャラC <暴君>

キャラC <暴君>

C-1「起きたらまずはスリスリだろ!」

C-2「おい!おまいら!それが一番嫌いなんだよ!」

あれ?<暴君>はふたつだけっすか?意外っすね。

そうなんですよ。やはり、以前のイメージが残っているのでさぞかし<暴君>じみたセリフも多いのだろう、と思う方もいらっしゃるかもしれませんが実はこれだけです。

<暴君>のイメージ強いっすけどねぇ。
でも、C-1「起きたらまずはスリスリだろ!」は、寝起きで少し機嫌が悪い中スリスリを求めるという、考えようによってはかわいらしい一面に思えます。

そうなんです。それに C-2に関しても、悪辣なうんたちがやる「玉と岩を見間違えるうん遊び」に対する怒りの声なので<暴君>とも少し違うんですよ。
そう考えると、この<暴君>というキャラクターについては、 完全に悪意ある第三者によって作られたものと言い切れますね。

うーん、でもセリフとしては残ってませんが、夜中に使用人を起こしたり、多少はやっぱり<暴君>的な一面があるように思うんすけどどうっすか?

いえ、完全に悪意ある第三者によって作られたキャラクターですね。

断言しちゃっていいんすか?

完全に悪意ある第三者によって作られたキャラクターですね。

あーそうっすか・・・

続きは中編へ・・・

「こんなにおいしい企画、1回や2回で終わらせてたまるか!」とはうんの謂。

中編へ続きます。

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