あなたの近くにも激増!? 街にはびこる新種うん!②
ここのところ、ぬうん通信編集部には、これまで見たことのないような新種のうんの目撃情報が相次いでいる。
2回目となる今回も新種のうんを紹介していこう。
前回のうんは、周囲を困惑させながらも愛らしさを残すうんだったが、今回の新種うんは誰もが思わず顔をしかめたくなるようなイヤなうんの類である。
出現!オシャレ怪獣!
ことの始まりは引っ越しの手伝い…
その新種うんに遭遇したのは、都内在住のとある成うんU氏である。U氏は、知り合いのうんが引っ越しをするというので、その手伝いや新居のインテリアの相談に乗っていた。
知り合いのうんは、「今までインテリアについて考えたことなんてなかったけど、家電や家財道具を一から揃えるから、せっかくならインテリアに統一感をもたせてオシャレな空間にしたい」と言い出した。うんのくせに何をゆってんだか、と思ったものの、もともと少し嫌味なところのあるうんだったので気に留めないようにした、という。
その後、知り合いのうんは、部屋の写真を何枚か持ってきて、どういうタイプの部屋が好きか、U氏に尋ねてきた。U氏が木を多く用いた落ち着いた部屋の写真を選んだところ、そのうんは「うん、いいね。じゃあこういう部屋にできるようにもう少し勉強してみるよ」と言い残して去って行った。
YouTubeで勉強…
数日後、そのうんがまた相談に乗って欲しいと行って尋ねてきた。YouTubeで何本ものインテリア動画を見て勉強したというそのうんが得意げに話を始めた。
やっぱりUが選んだような、ミッドセンチュリーライクな部屋をデザインしていきたいよね。結局、ミッドセンチュリーモダンのポイントはさ、ウッドとメタルとディテール感のあるファブリックをアジャストさせることにあるんだよね。
そのためには、カラーはもちろん、スタッフのテイストを揃えていくことがインテグラルなファクターになってくるんだよ。
あとは、ボタニカルなファニチュアやアクセサリーで複雑性をプラスするのを忘れちゃいけないね。今ぼくなんかはその辺を考えるフェイズにいるんだな、って思う。
今までインテリアのイの字も意識したことのないうんが、覚えたての言葉をこれでもかと盛り込んで喋り出したのを見て、U氏は絶句したという。
このうんは、すぐその気になるうんの特性が思い切り悪い方に振れてしまった結果生まれたモンスターである。
決して近寄ってはいけない!
このような新種のうんに関しては必要以上に近寄らないことをおすすめする。今回、運悪く新種うんに出会ってしまったU氏もそのうんとは距離を置くことにしたという。