ぬうん通信

ぬうん通信 vol.94 (2020.12.8.Tue)

特集:「光について」第二回

光を待つ、ということ

前回は、二種類の光り方について論じた。エネルギーの結晶たる「ペカッ」と、闇の払拭たる「フッ」である。

ここで重要なのは、いずれの光り方においても、確実なのは「光は授けられ与えられるものだ」ということだ。我々が自らの手でそれを勝ち取ることができると考えるのは愚かである。ましてや、それを生み出すことができるなどと考えるのは愚の骨頂である。それは所与の現象であり、天命の体現である。我々に出来ることは、ただひたすらに待つことただそれだけである。

とはいえしかし、ただ果報は寝て待てというのではない。より多く光が授けられる場所と日和を見極める努力を怠ってはならないし、「何も起きない」と退屈したり、睡魔のなすがままとなり目蓋を重くしたりしてはならない。ただ虚心坦懐に、一回でも多くレバーを叩く。要すれば、寝て待つ者ではなく、万事を尽くして天命を待つ者に光は与えられるのである。

光を待つための方法論

では、「万事を尽くして」とはいったい何をすることなのだろうか?より多くの光を授かるための方法論をここに著述していく。

①「授光六曜」の習得

光を授かる際にまず重要なのが「日取り」である。結婚式や地鎮祭を行う際には、大安・仏滅・友引などのいわゆる「六曜」に従って日取りが決められる。光においてもその日取りは非常に重要である。とはいえ、通常の「六曜」は光の界隈では通用しない。光の界隈で鍵となるのは主に日付の下一けたの数字である。例えば、「12日」の場合は、「2」という数字に焦点を当てる。これは、いわゆる「2のつく日」とか「2つく」と呼ばれるもので、この数字によって光が与えられやすい場所が決まる運びとなる。

我々「道化師と光の会」では、このような光版の六曜を「授光六曜」と名付けている。具体的な日取りの選定方法については当会の秘伝でありここでは詳細に立ち入らないが、いずれにせよ、「授光六曜」を身に着けることで、光への道筋が少しずつ見え始めるのである。

②「光宅風水」の習得

次いで重要なのが、光が授けられる場所を知ることである。場所の吉凶を占う手法については古来より風水が用いられてきた。家を決める際には「陽宅風水」、墓を決める際には「隠宅風水」がある。我々光の界隈では「光宅風水」である。

この風水は前述の「授光六曜」と合わせて使うことで効果を発揮する。例えば、「4つくは北の方位に吉報あり」や、もう少し複雑なものになると「3つくはかつて英気盛んなりし鹿眠りて、以南の海の辺(うみのべ)に光り当つる」などといった結果が出る。この結果を元に光の放たれる方位を見定めることができる。

しかしながら、「光宅風水」でわかるのはあくまでも方位であって、細かい場所を特定するのには至らないところは覚えておかねばならない。

次回予告  ③「ペカ千代 T-Max 」の運用

まだまだ続く「光について」の論考!こうご期待!

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