うんまちゃん最新情報!
現在、銚子で生活をしているうんまちゃんの続報が入ってきた!
うんまちゃん醤油職人に弟子入り!?
前回お伝えしたとおり、うんまちゃんは、漁師と醤油職人の二束のわらじを履いて生活しているようだ。
ところが、最近では漁師よりも醤油工場での研究の方に没頭している、という情報が入ってきた。なんでも、とある老職人に傾倒し、教えを乞うているとのことだ。
うんまちゃんと老職人の出会い
「うんまちゃんと老職人の出会いは強烈に印象に残っている」と話すのは醤油工場の若旦那である。若旦那によると、醤油づくりを見学したいといううんまちゃんの熱意に押されて、醤油を作る樽部屋へと案内をしたところ、次のようなやりとりがあったという。
うんまですっ!見学させていただきやすっ!
おいっ!誰だきたねぇにゃー公を樽部屋に入れたのはっ!
さっきお風呂いただきやしたんで、きたなくありやせんっ!
おい、いいかにゃー公。ひとつ教えといてやろう。ここは樽部屋ってんだ。樽ん中ではよぉ、目にゃぁ見えねーが、酵母たちが必死で戦ってんでぇ。その酵母たちのおかげでうめぇ醤油ができるんでぇ。おれらの仕事は酵母たちの戦いを真剣に見守ってやることだ。ちっちぇ塵ひとつがその戦いを台無しにすることもある。ここはそういう神聖な場なんでぇ。
コウボの戦い・・・。シンセイな場・・・。
わかったかいにゃー公。さっきはきたねぇなんて言って悪かったが、おれたちはここで奇跡の一滴を作るために踏ん張ってんでぇ。
キセキのイッテキ!!!
おっ師さんと呼ばせてくださいっ!おっ師さん、うんまを弟子にしてくださいっ!
にゃー公に醤油づくりは無理だ。帰んなぁ。
おんどれの獲った魚におんどれの作ったキセキのイッテキをかけて食べたいんですっ!
おんどれ?おめぇさんその話誰から聞いたんでぇ?
源豊丸の源じいさんからですっ!
そうか、あの頑固をこじらせた源のやつがそんなことをおめぇさんに話したのか?そんなに醤油が作りたいのか?
キセキのイッテキができるまでは銚子から離れないつもりですっ!いや、銚子に骨をうずめる覚悟ですっ!
はっはっはっ!そこまで言われちゃぁこの「サヤマの幸吉」も動かねぇわけにはいかねぇさなぁ。いいぜ、明日からおれんとこに来なぁ。
あーりがとごじゃいますっ!!
ふっふ、おもしれぇにゃー公が来たもんだぜ。
最初こそ幸吉じいさんの迫力に圧倒されかけたうんまちゃんだが、持ち前のまっすぐさですぐに受け入れてもらうことになった。
「奇跡の一滴」を作り上げるまで、うんまちゃんがうんランドに帰ってくる気配はなさそうだ。